コラム

歯並びが悪くなる理由 ~あごの骨の発育不足はなぜ起こる??~ 【伊丹市の歯医者】

伊丹市の歯医者【はっとり歯科・小児矯正歯科】です。

近年、歯並びが悪い子が増えています。その原因として、あごの骨の発育不足が挙げられます。歯が生えるあごの骨自体が小さいと、歯がきれいに並ぶスペースが足りず、歯並びが崩れてしまうというわけです。

では、なぜ、あごの骨の発育不足が起こるのか?今回はその原因について解説していきます。

1.そもそも骨の成長に必要なこととは?

骨の成長や強度の維持には、一定の荷重負荷(メカニカルストレス)が必要といわれております。負荷がかからないと、骨量は減少し、強度も維持できません。これは、筋肉と同じです。筋肉も、筋肉トレーニングという荷重負荷をかけることで増大します。例えば、宇宙飛行士の場合、宇宙にいる間は無重力のため骨に対する負荷がかかりません。するとどうなるでしょう?

なんと、1か月に1.5%も骨量が減少していくことが分かっています。数値だけ見るとピンとこないかもしれませんが、1か月に1.5%の骨量減少は、高齢者の10倍以上の早さに匹敵するといいかえると、いかに荷重負荷がないと、骨量が減少していくかが分かるかと思います。

2.あごの骨の成長に必要な荷重負荷(メカニカルストレス)とは?

ずばり、「咬むこと」です。咬むことが、あごの骨の発育によい刺激となり、あごの骨の成長につながります。しかしながら、現代では、良くも悪くも調理法の発達や食の欧米化により、咬む回数が激減しております。それが数字でみてわかる研究報告があります。弥生時代からの各時代から現代にかけての食事を再現し、それを大学生に食べてもらい、咬む回数および食べ終わるまでの時間を測った報告があります。その結果は、弥生時代の食事は食べ終わるまでに3990回咬んでいたのに対し、現代の食事は咬む回数が620回で食べ終わっておりました。この数値だけを見ても、近代になるにつれて、咬む回数が激減しているのが分かります。それに伴い、あごの骨の発育不足が生じ、歯が並ぶスペースが足りず、歯並びが悪くなる子が増えているということです。

3.逆にいうと、よく咬むことであごの骨の成長は促進できる

逆にいうと、よく咬むことで、あごの骨は成長させることができます。よく咬むには食事環境の改善が必要です。よく1口30回咬むのがよいといわれておりますが、子どもに毎回30回咬むと言い聞かせるのは、現実的にはなかなか難しいかもしれません。ですので、咬ませるための「工夫」が必要になります。例えば、煮物の場合、あえて煮込み時間を減らして硬さを残したり、食事にごぼうなどの繊維質なものを混ぜて、強制的に咬む回数が増えるようにするのも一つの手です。また、食事の際の姿勢も大事になります。地に足がついていないと、力が入らず、姿勢が崩れてしまいます。このように、食事環境を整えることで、自然なあごの発育を図ることができます。

伊丹市の歯医者【はっとり歯科・小児矯正歯科】では、このようなあごの発育不足の子に対して、できるだけ早期にアプローチを行い、食育指導からトレーニングまで行っております。また、必要に応じて小児の矯正装置も併用し、理想的なかみ合わせとなるように治療を行っております。

当院の小児矯正は、その子一人一人に合わせたカスタムメイドの矯正を行っております。ですので、使用する矯正装置は一つだけでなく、拡大床やマイオブレース、インビザラインなど、さまざまな矯正装置を取り扱っており、その子の症状、状態に見合った矯正プランをご提案させていただいております。

もし、お子様の歯並びでお困りごとがありましたら、無料カウンセリングも行っておりますので、お気軽にご相談ください。

ご予約は、お電話もしくはインターネット(下記リンク)から可能です。

https://www.haisyano489.ne.jp/hattoridc

皆様のご来院、心よりお待ちしております。